昭和記念公園(88)<こもれびの里 古民家>
昭和記念公園(88)
<こもれびの里・古民家>
こもれびの里は、武蔵野丘陵にあった谷戸の農家の暮らしを再現したところ
その中核になる農家が4月初めに移設完了、約ひと月遅れになったが
ポピーなどの花見を兼ねて、完成した長屋門、主屋など古民家を見学した
ここは公園の中で好きなアリアの一つ、四季を通して心の休まる里である
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<撮影:5月18日>
里の入口
<正面入口の碑>
こもれびの里に移設復元された屋敷は、主屋、長屋門、内蔵、外蔵
主屋、長屋門、内蔵は、東京都狛江市の石井家から移築された
<里の風景>
前方に、長屋門、外蔵が見える、水田にはボランティアの人たち
移設した農家
<長 屋 門>
江戸時代、長屋門は名主でも名字帯刀が許された格式が高い家でしか
建てられなかったいう、特別の日のみ開門し通常は潜り戸を使用していた
右には村の年貢米を預かる蔵、左では高札や村の共有物を保管
長屋門から主屋
<主 屋>
江戸時代の末に、和泉村(狛江市)の旗本領の名主を務めた石井家住宅
西側の茅葺屋根の葺き下ろしに特徴がある、西日を避けるためであろうか
主屋の板の間、部屋数は全6室です
主屋の土間
<内 蔵>
二階建て土蔵に、置屋根と呼ばれる茅屋根があるのが大きな特徴
祝いの什器や衣類、嫁入りの長持・箪笥、名主の記録類が収められていた
長屋門と主屋
谷戸の流れと水車
<水 田>
地元のボランティアの人たちが代掻きをしていた
<大のぼり>
地元砂川五番組(立川市)に保存していた大のぼりを中央通路に設置
昨年秋に撮影した大のぼり
大のぼりの木柱を保管
<茶 畑>
長屋門と主屋が前方に見える、矢印は木柱の保管屋根
<麦 畑>
麦、じゃがいも、さつまいも、落花生、そば、陸稲などの畑作している
イモほり体験、蕎麦打ち体験、うどん造りなどの行事も行っている
<草刈作業>
ボランティアの人たちが草刈り、その横でアヤメを写生する人、撮影する人
梅の木の下で咲いていた可憐な花、花の名は??
農家の周囲には花木などを植樹、成長が楽しみである
この記事は、昭和記念公園の資料を参考にさせて頂いた
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8日まで東北「陸前高田・南三陸など」へ旅行中です、帰り次第お伺い致します
次回は、昭和記念公(89)<日本庭園&盆栽苑>を紹介します
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この記事へのコメント
移築できる技術が凄い!
更には風景まで昭和の里山を再現していますよね。
祖父が健在だった頃の家に似ているところが多々ありとても懐かしく感じました。
現在から考えれば不便かもしれないですが、本当のエコであり家族の絆が生まれる空間だなと感じます。
最後の花はニワゼキショウだと思います。
こういう古民家は保存地区でしか見たことがありませんが、出会うといつも何となくほっとします^^
まさに"三丁目の夕陽"の頃です^^?
いいですね。このような取り組みは。
片側が長くなっている茅葺,,,今の時代のグリーンカーテンに通じるものがあるような感じがします^^
こもれびの里という名前にふさわしい心安らぐ場所ですね。
農家と言っても大庄屋さんの屋敷なんですね。
こもれびの里、里山の文化に昔からの生活の知恵を
感じささせてくれます。どこかホッとできる空間が癒して
くれるようです。体験もしてみようと思いながらいざとなると
見ているだけです。
こんにちは
そうですか、このような家に住んでおられたのですね
機会を通って是非見に行ってください、里山の雰囲気は十分です
斗夢さん
こんにちは
ありがとうございます
ニワゼキショウ、忘れないようにしないといけませんね
ニッキーさん
こんにちは
茅葺屋根を見る機会はありますが、この古民家のような
西側の屋根は少ないでしょうね、私は初めてです
こんにちは
庭石菖、ニワゼキショウなんですね、有難うございました
ままごととは良い思い出ですね、古民家の移設、良い試みだと
思います、都会では保存がむずかしいでしょうから
あやこさん
こんにちは
古民家の西の屋根、グリーンカーテンとはその通りです
昔からエコ対策をしていたようですね
yakkoさん
こんにちは
おっしゃるように、大庄屋の母屋と土蔵の移設です
古民家には違いはありませんが大きな建物ですね
こんにちは
武蔵野の農家、里山を再現していますが、
何時もほっとする場所で、日本庭園と同様に訪ねています
yuzuhaneさん
こんにちは
古民家の庭の中を小川が通り水車を経て流れ下る
ようになっています、植栽した花木が育つと皿に良くなると思います