びわ湖 湖畔旅行記(3)<山王総本宮 日吉大社>
びわ湖 湖畔旅行記(3)
<山王総本宮 日吉大社>
比叡山延暦寺の横川から西塔、東塔を歩きケーブルカーで山麓の坂本へ下山したのは
今から4年半前、その帰りに日吉大社を参拝したが、歳月が過ぎるのは早い
今回は、妻の4姉妹を案内する琵琶湖湖畔巡りの旅、2日目の宿・雄琴温泉に
向かう前に日吉大社に案内したが、木曜日とはいえ参拝者の少なさに驚いた
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<添乗員旅行:6月8日>
<日吉大社 西本宮>
日吉大社は、全国に3800余りある、日吉神社、日枝神社、山王神社の総本宮
比叡山及び境内の八王子山をご神体とする神社で、伝教大師最澄が延暦寺を建立してから 延暦寺の守護神として栄え、大きな影響力を持っている

日吉大社参道
左の建物は早尾神社、その先に日吉大社の西受付がある

走井橋の巨木
大宮川に架かる石橋、その上に横たわる巨木に興味が有り走井橋へ

枝を支える石橋
枝ぶりを見ると黒松と思ったが近づくと違う、聞くと杉の木でした

山王鳥居
笠木の上に破風を乗せた独特の形、神仏習合の信仰を表す合掌鳥居と呼ばれている 東京赤坂の山王日枝神社など末社は、この鳥居が多い


西本宮楼門
楼門の4隅に屋根を支える「棟持ち猿」(次の写真)が見える 猿は神の使い「魔が去る・何よりも勝る」として、縁起が良いものとされている
建造は、天正14年(1586年)、国の重要文化財に指定されている

棟持ち猿
五重塔の4隅にも隅鬼(邪鬼)が配されているが、猿神の顔は優しい

楼門の額にも猿

楼門から西本殿

西本宮本殿
天正14年(1586年)の建造で「日吉造り」と呼ばれる独特の形をしている 日吉造りとは、屋根の庇が前面と両側面の三面だけで背面には庇がない
大己貴神を祭神とし、本殿は国宝に指定されている


石造りの手水舎
穴太衆の町、坂本らしい石造りです

<日吉大社 東本宮>
東本宮参道
猿の霊石を右に見て東本宮へ、正面は楼門です

猿の霊石
横から見ると出張った個所が猿の顔になっていたが、撮った角度が悪い

東本宮楼門
西本宮の楼門と同じ造りですが全体は少し小さい、棟持ち猿は見当たらない 建造は天正14年(1586年)、国の重要文化財に指定されている

正面は本宮、左は樹下群の本殿

東本宮本殿
西本宮と同じで背後に庇がない日吉造り、天正14年(1596年)の建造で国宝です 4年半前は屋根の吹き替え工事中、見違えるようになった、祭神は大山咋大神


本殿の狛犬
通常の狛犬は本殿前の屋外に置かれているが、本殿の外陣に置いたのは初めてです

境内社・宇佐宮

次回は、びわ湖 湖畔旅行記(4)<浮御堂~近江八幡>を紹介します
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この記事へのコメント
立派な神社なんですね~ 知らないことばかりで、恐らくわたくしは行っても見過ごしてしまいます。
素晴らしい社沢山・・・行って観たくなりました。
リッパな社に歴史の重さを感じます
走井橋の曲がった杉の木にビックリしました。
猿の霊石、猿の顔に見えました !
湖東三山、彦根には行ったのですが
実は大津は観光したことがないのです(^^ゞ
今度観光してみたいです。
猿の優しい表情が良いなぁ( ^ω^ )
琵琶湖湖畔、こんなに見所がたくさんあるとは知りませんでした=(^.^)=
曲がった杉の木、スゴいね!
ようやく雨が上がって、明日は、曇りのようです。
母の病院に行って来ようと思います。
走井橋の巨木は迫力ありますね~(≧◇≦)
緑の深さが マイナスイオンたっぷりの感じ!
写真を見てるだけで 深呼吸したくなります^^